今年度のチームレポートは、これまでとは違い・・・特別企画としてお送りします。

今年4月に熊本を震源とした熊本地震が発生しました。熊本県のみならず九州地方が地震の被害に見舞われ、多くのチアリーダーも不便な生活や不安な日々を送られたこととお察しします。半年が経ちましたが、未だ止まぬ余震に不自由を強いられていられる方も多くおられると思います。熊本地震によって被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げ、引き続き九州地方・熊本の復興・復旧を心より祈念いたします。
熊本地震発生直後から、JCDAでは九州・熊本の皆さんのお力になりたいと考えてまいりました。JCDAだからこそ出来る支援を考え、全国のチアリーダーから応援メッセージをお届けすることがJCDAスピリットを現すことができる方法であるのでは!と思い、講習会に参加してくれた各地域のチアリーダー・JCDAインストラクター・スタッフから、寄せ書きメッセージを書いて頂きました。そして、その寄せ書きを九州予選大会にて掲示させて頂きました。
九州予選大会では元気いっぱいのチアリーダーや、沢山のご来場者の皆様から溢れるパワーに感銘を受け、力強く前進する心を受けとりました。
会場に訪れた観客の皆様もメッセージを読んでくださり、「元気をもらった」など多くのお声を頂戴することができ、大変嬉しく思いました。そして、今回は熊本県を拠点として活動されている2チームの皆様から『ありがとう』のメッセージを全国の皆様にお伝えする場として、特別企画としてお送りします。
寄せ書きをくださった全国のチアリーダーの皆様、ご協力ありがとうございました。皆さんの温かいメッセージは、九州予選にてお届けできましたことを、この場をかりてご報告ならびに御礼申し上げます。


2016.11.24

今回お話を伺ったのは、熊本県内で活動されており、九州予選大会に出場された『Cherry Blossom』『Kiyomi Cheerdance Place Kumamoto』の2チームです。
それぞれ、チーム代表者、チームメンバー、保護者の皆様から沢山のお声を頂戴しました。

熊本地震によって被災された方々や不安な思いをされたチアリーダーは九州全域にわたり、特に大分県においても甚大な被害が出ておりました。我々は熊本県のみならず、九州地方で活動されるチアダンスチーム・チアリーダーを応援し続けます。

私達は今ある日常が当たり前の中で生活しています。実際にどのようなことが不便だったか等、熊本地震についてお聞かせください。
地震発生後、不便だと感じたのはどのようなことでしたか?

【生活の場面では・・・】

  • ライフラインが全てストップしてしまったことが、本当に不便でした。
  • 想像以上に避難所、車中での生活が続き、いつまでも続く終わりの見えない余震に怯えながらの生活は本当に苦しかったです。
  • 生活をしていく上で、沢山の水が必要でした。飲み水だけでなく、炊事・洗濯・トイレなど生活用水が不足し、毎日の水の配給時の確保がとても大変でした。
  • やっと開いたスーパーでも商品が無く必要な物が買えなくて不便でした。
  • 地震が長く続いたので、安心して眠れませんでした。
  • 地震速報が怖かったです。
  • 学校に行けなかったことです。

【チアダンスの面では・・・】

  • みんなとチアダンスの練習が出来なくなってしまったことです。
  • 1ヶ月以上練習ができなかったです。
  • 練習場所の確保が困難で、今も続いています。
  • 練習場所が確保できても、通う為に往復3時間以上かかってしまい、不便さと精神的な苦痛を感じました。
  • チアダンスをやっていない家族を残すことも不安でしたし、以前にまして家族の協力無しでは続けられなかったと感じました。

心の支えになったのは、どのようなことでしたか?

  • チアダンスの仲間
  • チアダンス
  • チアダンスの仲間と一緒に踊れることが何よりも嬉しかったです。
  • 家族の存在と笑顔
  • 避難所生活でしたが、子ども達はいつも笑顔でトレーニングしたり、踊ったりしている姿にホッとする瞬間もありました。
  • 度重なる余震の中でも、チアの仲間・親同士・先生との連絡を取り合うことで、精神的な支えとなりました。
  • 練習が再開できてからストレスが和らぎ、練習中は余震の恐怖を忘れられ夢中になれました。
  • チアダンスの仲間からの励ましや応援メッセージです。
  • 必ず一緒に仲間とレッスンできると思うことで、怖い余震も耐えることが出来ました。

チアはみなさんにとってどのような存在ですか?

  • 人生そのもの
  • 自分のすべて
  • 心の支え
  • 1番大切な存在で1番楽しく過ごせる時間、かけがえのないものです。
  • 仲間と一緒にいられる大切な時間を過ごせるものです。
  • 周りの人を元気、笑顔にさせ、自分たちも楽しい気持ちになれるものです。
  • 今一番夢中になれることです。
  • 絶対になくてはならないものです。
  • 子どものみならず親子で頑張れる生活の一部であることを、今となって実感しています。
  • 心身ともに元気になれ、気持ちを一つにする事、人を思う気持ち、どんなことでも最後まで諦めない気持ち等、色んな事を学ばせてもらえる場です。

 

九州予選大会で掲示した全国のチアリーダーからの寄せ書きをご覧になり、いかがでしたか?

  • とてもうれしかったです!!!!!
  • 元気をもらいました。
  • これからも頑張ろうと思いました。
  • たくさんの人から応援されているのだと思って、嬉しかったです。
  • とても感動しました。
  • 1人じゃないと感じました。
  • 色々なことを思い出し、苦しい事ばかりが続き心が折れそうになっていましたが、チアを子供達がやっていることで遠く離れた顔も知らない全国の仲間からのメッセージは「絆」を感じこの繋がりをずっと大切にしてこれからも頑張っていこうという気持ちに改めてなった瞬間でした。
  • とても嬉しく、励みになり感謝の気持ちで一杯になり泣きながら皆様方のメッセージを頂きました。有難うございました。

全国のチアリーダーに向けてメッセージを。

  • 応援メッセージ、ありがとうございました。元気をもらえました。これからも一緒にチアダンスをする仲間として、お互い頑張りましょう。
  • 被災した私たちに元気と勇気をありがとうございました。
  • 応援メッセージありがとうございました。今、とても頑張らなくてはいけない時期なので、とても頑張れます。とっても力になりました!
  • ライバルであり、仲間である全国のチアリーダーに、今度は私達が笑顔をお届けします!!
  • これからもチアスピリットを忘れずお互いに頑張りましょう!!!
  • 皆様の励ましの言葉が私たちをどれ程元気に笑顔にしてくださったか。心から感謝でいっぱいです。
  • どんな過酷な環境であっても、強く思う気持ちがあればやれる!!仲間がいるから頑張れています。ありがとうございました。

編集後記

 日本全国どの地域においてもこのような災害が起きるとも分かりません。お話を伺えたことは私たちにとっても大変貴重な機会でありました。
熊本地震より半年が経ちましたが、未だ復興最中である中、地震についてのお話をお伺いし、快くご回答くださいました2チームの皆様へ感謝申し上げます。 
それぞれのチームが、全国のチアダンスチームやチアダンス指導者の方々より、温かい励ましのメッセージ・お写真・動画等、多くの支援を頂戴したと伺いました。
この場を借りて、『心よりありがとうございました』と御礼申し上げたいとのことです。

 大きな地震に見舞われ、被災された九州地方のチアリーダーを支えてくださったのが、顔も知らないチアリーダーであったことに、チアの持つ力を感じました。これからもチアリーダーの心の交流・絆が広がっていくことを願っています。